アメリカでWebエンジニア

アメリカでエンジニアになりたい方必見。高給取りになれたければこの4スキルを高めるべし。

こんな方におすすめ

  • アメリカで高給取りエンジニアになりたい人
  • アメリカでエンジニアとして働きたい人

 

日本で8年、アメリカで10年以上エンジニアをしています。いろいろな会社で働いてきた中で思うのは、上に行く人はある程度パターンがあるということです。

ということで、せっかくアメリカにいるのでこの国で上に行くエンジニアの特徴を考察してみました。外国人としてアメリカで働くならばこれさえあればアメリカ人と同等以上に渡り合えると思います。日本人は勤勉な人が多いですからね。勤勉は金(きん)です。

 

悩んでいる人
海外にも行ったことないし、自身がない。。

これから説明するスキルを今現在持っていなくても全然大丈夫です。意識すれば誰でも身に着けることができます。

ここで苦労話をするつもりはありませんが、脱サラしてコネなし金なしで渡米し、プログラマからスタートした自分もいつしかマネジメント側に立つようになりました。

日本人やアメリカ人を50人以上面接してきましたが、今から話すスキルを持っているか否かは面接ではわかりません。つまりは、とりあえず潜り込んでしまえばあとは自分次第でスキルアップしていくことができるということです。

 

悩んでいる人
どんなエンジニアにも当てはまる話?

 

本題に入る前に、ひとつお断りをいれておくと、これから書くことは、引退までプログラマをしたい方には向きません。本当にプログラミングが好きで好きでたまらない人はその道を行くのも一つの手だと思います。

ただ、ひとつアドバイスできるとしたら、引退までプログラマで食べていくには相当な覚悟が必要だとお伝えしたいです。プログラマの世界で生きていくということは、50歳になっても60歳になっても20代の若い脳と戦い続ける必要があるということです。そして技術の移り変わりにもついていく必要があります

 

これは※Stackoverflowに訪れた人の年齢統計です。

※Stackoverflowとは世界中のプログラマが困ったときに訪れるOAサイトです。

※職業プログラマとは仕事としてお金をもらってプログラムをしている人たちのことです。

出典:stackoverflow https://insights.stackoverflow.com/survey/2020#developer-profile-age-professional-developers5

 

ボリュームゾーンは20歳~34歳です。この年齢以降、割合が激減しているのはほとんどの人がマネジメントやセールスに移行しているためと考えられます。これが現実です。「エンジニア35歳定年説」なんていうのがありましたが、データを見る限りあながち間違いではないようです。

エンジニア35歳定年説を裏付けるもう一つの現象として給与の頭打ちがあげられます。

プログラマの給与が安いと嘆く人がいますが、それは一人が生産できるものは限度があるためです。

会社は社員のアウトプットに対してお給料という対価を払うので、生産量が限界を迎えると給与も頭打ちをしてしまいます。その臨界点が35歳くらいなのだと思います。なのでより上位の職種を目指すため、職業プログラマは35歳以降減っていくとうことです。

ドラクエ的に言うと魔法使いが賢者に転職する感じですね。

よって束ねる側やセールス側に移行していくのが常套手段なのです。これらの職はとても奥が深く、持っているスキルや使い方次第で大きな価値を生み出す=高給取りになることができます

 

 

それではアメリカで高給取りエンジニアになるために必要なスキルを一つづつ見ていきましょう。

 

アメリカ人に対して物おじしない

アメリカで働く以上、アメリカ人と仕事をすることになります。私は渡米する前はアメリカ人はパワフルに仕事を進めていくブルドーザーのようなイメージがありました。正直自分が太刀打ちできるのかとても不安だったのを覚えています。映画の影響ですかね。ウォール街で電話片手にガンガン営業をしている金融マンが自分のイメージするアメリカ人でした。

 

しかし、実はアメリカ人といっても、職種によってタイプが異なり、攻略法が異なります。

対エンジニア

経験上、ソフトウェアエンジニアは物腰が柔らかい人が多いです。こちらが英語ネイティブじゃないと分かれば理解してくれようとする人が多いです。勝手な想像ですが、思考がプログラミングと同じなのではないかと思います。

ざっくりいうとプログラミングはこの繰り返しですよね。

プログラミングで日常的に行っているこの行為が対人にも適用されているのではないかと思います。

これを対人に当てはめるとこうなります。

真ん中の技術用語って非エンジニアの人からすると難解な言葉ですが、エンジニア同士では共通言語なのでこれほど心強いものはありません。ClassがどうでModelがどうでControlorがどうでなんてキーワードが出てくれば、「ああ、なんとなくこういうことを言おうとしているだな」というのが見えてきます。

あとはアメリカで働くエンジニアは非アメリカ人が多いので単純に外国人の扱いに慣れているのかもしれません。

考えすぎてまどろっこしい教科書英語を使うと余計こんがらがるので対エンジニアの攻略法は伝えたいことを専門用語交えてシンプルに ということになります。

 

対サポートセンター

サポートセンターで一時受けをしている人たちの技術レベルはそんなに高くありません。マニュアルに書いてあることを繰り返すだけだったり、無理やり回答をこじつけてきたりします。彼らにもノルマがあるのでそういう対応になるのだと思います。

また、サポートセンターにコンタクトすると英語ノンネイティブの人が応対することが非常に多いです。日本でも同じだと思いますが、人件費の安いアジアの国々に転送されることがよくあります。

こういった状況下で必要なスキルは以下の2つです。

 

サポートセンターのスタッフが言っていることを理解する能力

これはサポセンの人が英語ノンネイティブだった場合に限りますが、要は英語のヒアリング能力です。

英語ノンネイティブであっても、サポートセンターで働いている人たちのヒアリング能力は高いです。毎日いろんな人から問合せが来るのでアクセントにも慣れているのだと思います。対して、話すほうはアクセントがあるの聞き取りづらく感じることが多いです。

なので必要なのはサポセンの人が言うことを正確に聞き取る能力ということになります。

ちなみに長くアメリカにいるとアクセントで南米系、インド系、中国系など判別できるようになりますよ。これはあまり必要ないスキルですが。

 

自分が納得する答えをもらうまでセッションを終わらせない能力

新聞を疑えじゃないですが、サポセンの回答を疑うことも大事です。

彼らが言っていることがわからなくても気を使う必要は一切ありません。これは”英語が”というわけではなく、”技術的に言っていることがわからない” 時もそうです。わからないことを解決するのが彼らの仕事です。

 

こんな経験をしました

社名は言いませんが、以前クライアントのサイトがダウンしたのでサーバをホスティングしている会社に電話しました。すると、「ドメインを移行しないとダメだと思う」 と全くもってとんちんかんな回答をしてきました。それでは答えになってないからちゃんと調べてほしいと言うと、電話口で溜息をつかれたことがあります。アクセントはなかったのでアメリカ人だったと思います。

「ちょっと設定変えたから、これで様子を見よう。一旦この問合せはクローズでよいか?」という逃げようとするので、一切応じず、解決するまで1時間くらい電話をつなぎっぱなしました。結局はホスティング会社側のメンテナンスが問題でした。

 

適当な答えで終わらせようとしてくるサポートセンターは割といるので、負けずに戦う必要があります

以上のことから、攻略法は先に言ったこの2点になります。

①サポートセンターのスタッフが言っていることを理解する能力

②自分が納得する答えをもらうまでセッションを終わらせない能力

 

対営業担当者

私が渡米する前にイメージしていたアメリカ人がこの職種です。日本と大きく違うのは、彼らが商品やサービス全体の責任を持つことはないということです。アメリカは職責がはっきりしているため、自分が関係するフェーズでのみ責任を果たすというスタンスです。

サッカーでいうと守備をしないフォーワードみたいなものですね。

 

例えば米国でITベンダーにシステムを構築する依頼をすると、まずは営業担当が出てきます。アメリカ人だけあってプレゼンテーションはとてもうまいです。夢いっぱいの話を言葉巧みに繰り広げますが、プロジェクトが実際に始まると全く話が違うというのはよくあることです。後で問いただしても、自分はそこの責任者ではないからわからない ときます

もうぼったくりバー状態です。

なのでここで必要なのはきらびやかな言葉やプレゼン資料を真に受けず、会社としてどこまで責任を持つのかを明確にすることです。曖昧な返事やMaybeとか不明瞭なことをいう場合、ほぼその約束は反故にされるされると思ってください。(極端かもしれませんが、このくらいに思っておいた方が失敗はないです)

グレーなところがあったら、必ずつっこんで、不安なところはメールで証跡を残す。これくらいはやったほうが良いです。なにか不備があったらディスカウント交渉に持ち込むくらいの気概があってもよいと思います。気を使う必要はありません。それに対応するのが彼らの仕事です。

 

アメリカにおける営業について

先日、車を見に行った時に値引き交渉したら、交渉3回目くらいにキレはじめたディーラーがいました。そんなことはお構いなしに出来ないなら帰ると言って帰ろうとしたら、マネージャーが走ってきて交渉が成立しました。

さらに、契約書類を書く段になったら突然、その車は売約済みなのでやっぱり売れない、$3,000高いけど代わりにこの車じゃだめか?と車種が一緒でオプションが全く違う車を持ってました。「は?」状態ですよね。

でもこれが交渉のチャンスなのです。「ここまで時間を使わせてこの結果はあり得ない」の一点張りで$3,000ディスカウントしてもらいました。

そして手続きが終わってキーを渡すとき、彼らはにこやかにサンキュー!というわけです。そして僕らもサンキュー!というわけです。

つまり一連の流れは彼らの営業手法であり、ディスカウント交渉もそのショーの一部です(売約済みの下りはさすがに違うと思いますが)。こちらはそんな茶番に気を使う必要は全くなく、この車をこの値段で買いたいという要望をブレさせずに直進すればよいだけのことです。

 

強気なアメリカ人に対してもわからないことはわからないと言うこと、許容できないことはNoと言うことはとても大切です。日本人同士だと言わずもがな通じることや、常識の範疇 とうのがありますが、アメリカでは通用しません

エンジニアリングの現場でもこれができないと、プロジェクトもとん挫するし、みんなが不幸になります。多くの人は遅かれ早かれフロントに立つエンジニアになると思うので、対営業用のこのスキルはぜひ身に着けておいてください。

 

対マーケティング担当者

数ある職種で一番フラットなのがマーケティング担当者ではないかと思います。彼らはSNSやEメールを使ったデジタルマーケティングが大好物でWebサイトを駆使した情報提供、収集戦略を主戦場とします。

営業のように情熱的にプッシュしてくることもなく、エンジニアのように寄り添うこともなく、とてもクールにものごとを判断していく人たちです。クールというと響きがいいですが、ここでは冷酷という意味も含みます。懇意のベンダーを複数抱えて意にそぐわないならバサバサ切っていくイメージがあります。

多くの場合、彼らが欲しいのは流行りのデジタル戦略とそれらがKPIにどのようにインパクトするか、、、 をわかりやすく示したグラフです(笑。

 

私はアメリカに来てからWebマーケティングもやっていたのですが、10年くらい前はSEOとかGoogle Adsenseの話を持っていくと大概話を聞いてくれました。

だだ、今はWebマーケターという肩書の人たちもだいぶテクニカルなことを知っているので、下手なことをいうと逆に論破されるので注意してください。特にWeb界隈の新サービスは非常に勉強されていることが多いので、知ったかぶりはせず、そういう時は素直に聞き手にまわり、そのうえでエンジニア視点で意見を言うと喜ばれます。これがマーケター攻略法です。

例えばWebサイト内でメールアドレスを集めたいから、ポップアップにして、さらに目立つようにこういうギミックをいれて・・・ という要望があったら、Jqueryのライブラリがぶつかる可能性があるからそのギミックはやめて、こっちにしたほうがいいですよ なんていうアドバイスです。

 

あと、これはどうしようもないのですが、アメリカ人マーケターはアメリカ人と仕事をしたがる傾向が他の職種より強い印象があります。なので例えばクライアントのマーケティング担当が日本人からアメリカ人に代わったタイミングで契約を打ち切られるということもざらにあります。

このケースは攻略法はありません。担当が変わるか、切り替えたベンダーがへまをするのを待つしかありません

 

 

対経理

とても組みにくい相手です(笑

経理担当者が担当するのは会計部分です。ERPシステムの導入、サポートなどでご一緒する機会が多いと思います。職責上、信じるものは数字。曖昧なシステムは許してくれません

CPAホルダーも多く、アカウンティング分野に話がいくと、エンジニアだけでは太刀打ちできません。経理の人たちもエンジニアを言い負かそうなんていう気持ちはさらさらなく、ただ、会計上こうあるべきであるとういことを論じているだけなのですが、これが専門外の人には難解なわけです。

 

ERP導入などは社内のほぼ全員を説得しながら進める必要がありますが、経理部門が最後の砦として立ちふさがることもしばしばあります

誤解しないで頂きたいのですが、これは決してネガティブな意味ではないです。会社として門番役は必ず必要なので居て然るべき方々です。が、エンジニアには苦手意識を持っている人が多いと思います。

そんなエンジニアの天敵である経理担当者ですが、要は彼らの要求する数値をしっかり出せればよいのです。そういう意味では要件がプロジェクト途中でぶれることもないですし、ハマれば早いです。また、経理担当者が社内で壮絶な力を持っているケースもよくあるので、協力者になってくれるとプロジェクト自体がスムーズに進みます。

したがって経理担当者の攻略法は早めに仲間に引き込む。これにつきます。

 

対Webデザイナー

Web系のフロントエンジニアが一緒に仕事をすることが多いのがWebデザイナーです。エンジニアとは役割分担をしてうまくやっていそうな気がしますが、目指すものが違うので基本的に相容れません(笑

乱暴に言えば、エンジニアは動くシステムをつくることが職務で、デザイナーはかっこいい(かわいい)見た目にすることが職務です。

デザイナーが期待するのは1ピクセル単位でデザインモックアップの通りにサイトを作り上げることです。エンジニアはその1ピクセルをないがしろにします。そんなことよりエンジニア気になるのは、データベースからデータが引っ張れているか、APIを正しくCallできているか です。

それならデザイナーの要求に100%答えてあげればいいのですが、そこに立ちはだかるのが納期です。

納期まであと1週間でコード量が倍になるギミックを入れてほしいといわれて、OK!と笑顔で答えるエンジニアがいるでしょうか。

納期まであと1日で大急ぎでバグ対応しているときに、ボタンの位置を5ピクセル右にづらしてほしいと言われて笑顔で対応するエンジニアがこの世にいるでしょうか。

 

デザイン、UXはとっても大事です。デザイナーも誇りをもって仕事をしています。なのでデザイン論で戦うのはおススメしません。(もし今後も一緒に仕事をする人なら)次回から非常に仕事がしずらくなります。

プロジェクトマネージャーに状況を説明して納期を伸ばすか、プロジェクトマネージャーからデザイナーを説得してもらうようにしましょう。

したがって、デザイナーの攻略法は戦わないことです

 

 

英語のドキュメントに苦手意識を持たない

アメリカでエンジニアをするなら、全てのインプットとアウトプットを英語にすることをお勧めします。欲しい情報が日本語サイトで見つからなくても英語サイトで見つかることはたくさんありますが、逆はほぼありません。

ただし英語サイトは質の悪い情報も多いので読み手側もスキルが必要だと思います。最後までじっくり読んだのに欲しい情報にたどり着けないということもよくあります。

QAサイトによくいるのが、質問内容を本当に読んだのか?とつっこみたくなるくらい自分が言いたいことだけを書いて、「ベストアンサーマークよろしく」と言っている人です。

この部分は慣れるしかないのですが、まず者が質問の内容を理解しているか回答までたどり着いてるかを数秒~十数秒で見分けられるようになる必要があります。とにかく量をよんでその中にきらりと光る正解を見つける感じです。

対して、日本語のサイトは情報量は少ないですが、正確さにおいては質は高いと思います。

 

Qiita(日本語サイト代表)とStackoverflow(英語サイト代表)を例にとるとよくわかります。

Qiitaはとても丁寧に解説が書いてあります。ただ情報の鮮度が悪く、投稿から1年以上経過しているものがたくさんあります。

対するStackoverflowは丁寧とは程遠く、必要最低限の情報がだけ書くというスタイルです。その代わり情報の鮮度がよく、回答日時が最近のものもたくさんあります。

 

もちろんQiitaとStackoverflowはメディアとしての形が違うので単純比較はできませんが、プログラマが頼りにするサイトという意味でいうと、移り変わりの早いITの世界でどちらが有用かは一目瞭然だと思います。

 

とりあえずやる

日本のエンジニアリングは完璧を求めます。それがアメリカにおいては足かせになります。

規模にもよりますがざっくりいうとソフトウェア開発では7割完成までにかかる時間と最後残り3割にかかる時間はほぼ同じくらいかと思います

つまり、完璧を求めると完成までにかかる時間が2字曲線的に増えていくということです。

アメリカの企業は7割どころか6割完成くらいでベータ版としてリリースしてきます。(ベータ版にすらなっていないアルファ版を製品として出しているところもあります)

とりあえず作って利用者にバグだししてもらって、走りながら磨き上げていきます

 

一見乱暴に見えますが、実はとても理にかなっています。提供側だけで頭をひねったところでユーザーのフィードバックは得られないわけです。それならさっさと世の中にだして、いいのか悪いのか、使えるのか使えないのかをジャッジしてしまおうということです。

これがアメリカのITが世界をけん引してきた原動力です。

 

この考えをベースにすると仕事の仕方が変わってきます。ドキュメントなんて作っている時間があったら見た目がしょぼくても動くものを作ってマネジメントにお披露目してしまい、後付けでお化粧(デザイン)を入れていけばよいのです。

もちろんお化粧は販売をする段ではとても大切なので、そこは専門の人に任せましょう。

とりあえずやる はアメリカではとても大切です。

 

会社に固執しない

アメリカでは同じ会社に3年いたらベテランの部類です。創業者を除いて誰も会社と一緒に成長していこうなんて思っていません

現在所属している会社でやることは自分のスキルをあげること肩書をあげることだけです。そしてある程度月日が経ったら、好待遇してれる次の会社へ転職します。

トップマネジメント層でもこれが当てはまります。ディズニーのキープレイヤーがTictokのCEOになったニュースがありましたが、まさにこれがアメリカです。

 

一見薄情にみえますが、会社との関係がウェットにならないことは、癒着や社内政治が生まれにくく、自分の力量が正当に評価されるという利点があります

一つの会社で勤め上げることを前提に7割の力で省エネ運転している人より、短くてもその瞬間に10割の力を発揮してくれる人が好まれます

 

会社に固執しないという考えは、特にエンジニア職に多いです。日本ですら定着率は他の職種に比べて低いのにこれがアメリカになると相当です。プロジェクト単位で人を雇うこともざらで、先月まで隣の島にいたチームがまるっといなくなるなんていうこともあります。

雇う側がこのスタンスなので、雇われる側もこのスタンスで動ける人がやはり重宝されます。

 

この文化は採用プロセスにも反映されていて、日本のような未経験の新卒採用はアメリカではあり得ません。大学時代にインターンをしてそのままそこで職歴を積むというパターンが多いです。

したがって、面接官が期待する言葉は、

 

悩んでいる人
御社のサービスに惚れました。一生この会社のために頑張りたいです!他社の採用面接はうけません!

 

ではなく、

 

悩んでいる人
私の持っているこのスキルは御社のこのサービスの向上に役立ちます。3年後には独立して会社を立ち上げたいです。

 

です。

なので”このスキルは”の部分を磨け上げることに尽力してください。広く浅くはあまりお勧めしません。

例えば、フルスタックエンジニアという言葉がありますが、これは何でもできるスーパーエンジニアという意味ではなく、専門はないけど、なんとなく広く知識をもっているエンジニア という風にネガティブにとられることが多いです。

特定の会社でのみ使える便利エンジニアにならないように気を付けてください

 

まとめ

いかがでしたか。細かいことをいったらもっともっとあると思いますが、ひとまずこの4つのスキルを向上させることができればおのずとアメリカで高給取りエンジニアへの道は開けていきます。

プログラマのお給料について記事を書きました。

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