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2021年が勝負。ドローンを使った稼ぎ方25選

2020年暮れにアメリカで夜間にドローンを飛ばしてよい法案が通りました。

これは物流にとどまらず、多方面へ大きなインパクトを及ぼすこととなるでしょう。ビジネス的な裾野の広さではスマートフォン普及時と同じかそれ以上かと思います。

今回はそんなドローンを使ったビジネスアイデアについて考察したいと思います。

 

ドローンを取り巻く法律について

車と同様、ドローンを使用したビジネスをするには免許や専門のトレーニング、保険が必要になります。

ビジネスを展開する場所によって法律は変わるため、詳細は各々の土地でお調べいただきだいですが、ここアメリカでは下記3つは最低限必要です。

1.リモートパイロットサーティフィケート(Part 107)

2.ドローンビジネスの計画書

3.ビジネスライセンス

 

ビジネスでなければこれらは当てはまりませんが、どこからがビジネスなのかは注意したほうがよいです。

端的にいうと、ドローンを使用した対価として報酬を受け取った場合、額の大小にかかわらず営利目的(ビジネス)という事になります。

 

なぜドローンビジネスが今アツいのか

冒頭で述べたように法律が整備されてくるとその産業の発展は一気に加速します。

その兆しが見えてきた今、ドローンビジネスを始めることで産業の発展とともにご自身のビジネスも発展させていくことができます。

以下、いくつかのアツい調査結果をご紹介します。

チェックリスト

  • ドローンマーケットは2023年までに4兆8千万円に達する
  • ドローンが経済に与える影響は2015年~2025年の間に8兆円
  • 2025年までに約10万のドローン関連の仕事が創出される
  • 2025年までにドローンに起因する税収は482億円に達する
  • ドローンビジネスの活性化が1年遅れるごとにアメリカは1兆円の機会損失となる

 

この調査結果だけみてもかけるに値するビジネスですよね。

また、ドローン自体の購入費用はあるにせよ、ソフトウェア産業と並ぶくらい初期費用を少なくスタートすることができます。そして需要は超高いです。やらない理由が見当たりません。

 

ドローンを使った稼ぎ方

ドローンフォトグラファー

人が集まるイベントがなくなることはありません。現代のイベント開催に必須なコンテンツといえば写真や動画です。需要は多いです。ただし、既に結構なレッドオーシャンです。ドローンを使用した写真や映像をご覧になったことがあると思いますが、今から始めるのであれば彼らがコンペティターとなります。

したがってこれから彼らに追いつくにはニッチな場所を責めるのがよいです。

・ウェディング

・不動産紹介

・音楽フェス

・スポーツイベント

 

ある分野に特化することで声がかかりやすくなります。ドローンではありませんが、ウェディングなどはやはり専門の写真家の方に撮ってもらうと質が格段にいいし、無駄がないです。(経験談)

 

ビデオ制作、映画製作

何年も前から映画で上空から撮影したショットが使われることは当たり前になっています。

今まではそのためにヘリコプターが使われていたのですが、これがべらぼうに費用がかかるらしいです。予算がある映画ならまだしも、ちょっとしたプロモを撮るだけでも何百万ものお金が飛んでいきます。

 

ドローンはその救世主です。

Youtubeにもドローン撮影したものが散見されますが、個人でも利用できるくらい低予算で航空撮影(言い方が間違っていたらスミマセン)が可能になりました。

もしドローンを使用した動画制作を仕事にするのであれば、SNSを利用した自身のプロモーションも忘れずに行ってくださいね!

閲覧した動画が気に入って仕事を依頼することって意外に多いようです。

 

販売用の写真撮影、動画撮影

撮影した写真や動画をストックしておき、需要に応じて販売する方法です。

例えばPhoto AC (https://photo-ac.com) のような販売サイトに投稿したり、すでにクライアントがいれば委託ベースで仕事を受けてもよいかもしれません。

 

用意するものとしてはドローン本体に加え、高画質で撮影可能な機材が必要不可欠となります。今なら8Kで撮影した作品はいい宣伝になります。

 

調査や検査

機動性が高いドローンは上空からの調査や検査に非常に役立ちます。

今まではこれらをヘリコプターで行っていましたが人的コストや機材のコストが高いため、非常に閉じた世界となっていました。

ドローンがこの役割をとってかわることで、より低予算で様々な調査が開始される可能性があります。

また大規模な公共事業には航空撮影が不可欠です。大小さまざまな需要が見込めるこの分野はビジネス的には一番低リスク高リターンではないでしょうか。

 

 

ドローン販売

もっとも直感的な方法はドローン自体を販売するやり方です。

先にご紹介したように市場規模大きくなるという事はドローンもそれだけ必要になります。すでにドローン販売をしている業者もいますが、それを考えるとまだまだ参入余地があるということです。

販売の方法はさまざまです。

オンライン、オフライン、オークション、リセールなど、一般的な商材で存在する販路がドローンでも当てはまります。

また、ドローン本体だけではなく、周辺機器の存在も忘れてはいけません。実はこの周辺機器が宝の山だったりします。

例えばGoproのサイトにいくとたくさんの周辺機器を販売しています。バンドルせずに敢えて別売りすることで利益を増大させています。またサードパーティ製を扱えることも周辺機器の強いところです。

ドローンもコア部分はメーカーから仕入れる必要がありますが、例えばプロペラやカメラ、ジンバル、照明部分はサードパーティ製をつけることができるかもしれません。オンラインにしろ、オフラインにしろ商品が多いと賑やかしになるのでカスタマーへもポジティブな印象を持ってもらうことができます。

 

ドローン貸し出し

販売があれば貸出をするという案も出てきます。

レンタカーと同様、レンタルドローンもポテンシャルのあるビジネスです。

想定される潜在顧客は、買いたいけど高くて買えない層や、2,3日だけ使いたい層になると思います。

短期間レンタルではもう一つ想定されるビジネスチャンスがあります。それは操縦士です。

車の免許はほとんどの人が持っていますが、ドローンの免許や操縦技術を持っている人はほとんどいません。そこで短期間ドローンレンタルと操縦士をセットで貸し出すというサービスです。

結婚式場などではフォトグラファーや演奏家、フラワーディレクターなど関連する技術者をバンドルしてサービス提供していますが、それと同じです。

 

ドローン修理

”形あるもの必ず壊れる”ではないですが、ドローンも当然故障します。

車の修理屋さんや水回りの修理屋さんはたくさんありますが、ドローン修理屋さんはほぼゼロです。まさにブルーオーシャンです。

もちろん習得すべき技術はありますが、先行者メリットとオンラインをうまく使う事で依頼を集中させることができます。

アメリカでは大学で軍事用ドローンの修理を請け負っているところがあります。故障個所や頻度を調査することで学術的なナレッジを貯めているということですね。

 

修理がポテンシャルがあると思う理由としてドローン自体が高価であることも挙げられます。

くつやカバンだったら最悪買い替えることもできますが、数十万円、数百万円のものはそうはいかないと思います。

 

ドローンプログラマー

ドローンはその見た目の派手さ故、ハードウェアに目がいきがちですが、ソフトウェアも当然重要です。

出荷時点では基本的なプログラムは入っていると思いますが、それだけではビジネスは成り立たないはずです。

基本的なプログラムというのは下記のような機能です。

  • プロペラを回して飛び立つ
  • 入力された目的地に向かって飛んでいく

こういった基本機能を踏まえて、下記のようなカスタマイズが必要になると思います。

  • ドローン飛行不可地域に入ったらアラートをあげる
  • 飛行中に入手した情報をサーバへ送る
  • ドローンが撮影したデータをスマートフォンアプリで閲覧する、指示を送る

Webやスマートフォンアプリ産業と違い、ドローンはこれからの産業なため、プログラマーも圧倒的に少ないです。間違いなく需要と供給のバランスがずれてくるのでこの部分のスキルを持っていると重宝されること間違いなしです。

プログラミングスキルがなければドローンエンジニア専門のエージェントを立ち上げるのもよいと思います。

 

ドローン製作

ソフトウェアの次はハードウェアです。

ドローン自体はもう何十年も前に開発されたものなので、今更感があるかもしれません。

しかしドローンの種類は1つでしょうか?Amazon で確認できるだけでも数十種類はあります。そのほとんどは最近数年で出てきたものです。そしてこれからもっともっと種類が増えていくでしょう。

単に一般的なドローン製作はこのレッドオーシャンの海に沈んでしまいますが、専門性があれば十分にチャンスがあります。

例えば害獣に関して知識がある人がドローンを監修したらどんなものができるでしょうか。明らかにAmazon が荷物輸送用に開発しているドローンとは別なものが出来上がると思います。

自信が持っている専門性×ドローンで一瞬でブルーオーシャンになり得るのがドローン産業です。

 

 

ドローンインストラクター

冒頭で述べたようにドローンの操縦には免許が必要になります。

免許が必要ということは教える先生が必要です。自動車教習所のドローン版といったところですね。

車の免許を持っている方はご存知かと思いますが、交通法規ってとっても覚えることが多いです。ドローンもまたそいうったルールがたくさん出てくることが想定されます。

  • 飛行させて良い時間
  • 飛行中の安全確保
  • 万が一墜落した時に申告な被害がでないか
  • ドローンに積載するもの
  • ドローンに付与していい機能

などなど、実地よりも学科部分が大変なのではないかと思います。つまり先生の出番ではないかと思います。

 

スクールのインストラクター

すでに免許を持っている人向けのスクールもポテンシャルのあるビジネスです。

パソコン教室や英会話、具体的なところだとRaspberry pi 教室なんてものもありましたが、ドローンに関連するスキルを上達させるスクールもはやるのではないかと思います。

わかりやすいところだと写真撮影技術です。

手にもって撮影するのとは違い、ドローンでの撮影は遠隔で操作をする必要がります。風やプロペラの振動の影響も受けると思います。このあたりはおそらく専門のテクニックが必要になる部分なのでスクールでクラスを取る必要があるのではないかと思います。

 

 

フリーランスのドローンパイロット

もし会社をつくることに興味が無かったり、リスクを感じる人はフリーランスのドローン操縦士になるのも一つの方法です。

期待できる収入は千差万別です。ソフトウェア開発の世界にもフリーランサーはたくさんいますが、稼げる人は年間何千万円も稼ぐ人もいれば、まったく稼げない人もいます。

ポイントは人的なネットワークです。どのくらいポテンシャルクライアントを抱えているか。

もし潜在顧客がたくさんいるのであればローリスクでドローンビジネスに参入できるチャンスです。

フリーランサーになるにあたり必要なのは下記になります。

  • ドローンを入手
  • ドローン保険に加入
  • 個人事業主として会社登記
  • サービスのスコープを定義
  • Webサイトとポートフォリオ作成
  • 人的ネットワーク作成

広告

現時点で空を飛ぶ広告媒体といえば飛行船くらいでしょうか。アメリカでは小型のセスナがビーチ上空を飛んで発煙で文字広告を出したりもしていますが、地上の広告に比べたらまだまだ少ないです。

ドローンは個人レベルで空に広告を打つことができるため、その可能性は非常に大きいです。

しかし単純に自身のドローンに広告を張り付けるだけでは容易にレッドオーシャンに突入することになるので、長期で稼ぐにはプラットフォーマーになるか、革新的な広告方法を発明する必要があると思います。

 

マーケティングツール

SNSマーケティングやEメールマーケティングの専門家がいるようにドローンマーケティングも専門性をもった分野になりそうです。

ドローンの最大の特徴は今まで容易にはできなかった上空から自身のプロパティや調査対象を撮影できることです。

例えば物件紹介サイトには内装写真が何枚かしか載っていないことが大多数ですが、ドローン空撮で建物の外観や周辺環境を動画や静止画で紹介することができます。これは現地まで足を運べない人にはとても効果的なマーケティング手法です。

また、ホテルの紹介などはすでに現在でもドローンが使われ始めていますが、こちらも専門性を持つとプロのドローンマーケターとしてビジネスを始めることができます。

 

ドローンレース

一般向けのドローンが普及してきたらおそらくすぐに競技大会も普及してくると思われます。

2021年現在、最も有名なドローンレースはドバイのDrone Prixです。公式HPがなかったのでFacebookのコミュニティをご紹介しておきます。https://www.facebook.com/WorldDronePrixDubai/

賞金はなんと1million dollars (1億円)!!

この賞金からもわかるように注目度は大きく、すでにたくさんの関係者がレーシング用ドローンの開発・改善に心血を注いでいます。

また、2016年にはMultiGPと呼ばれるプロのドローンレースリーグが発足し、世界規模で大会が開催されています。

 

レーシングに参加する以外にもレースを開催するほうでもビジネスチャンスがあります。法規に則った正式なレース場は未だ多くはないと思うので、今から始めておけば10年後には競馬でいう凱旋門賞のロンシャン競馬場になれるかもしれません。

リゾート施設を併設すれば更なる収益も見込めます。こちらはそれなりにお金がかかるので、既に施設を持っている方がドローンレースも始めるという形になるかもしれません。

 

ドローン専門Webサイト

もっとも安くドローン関連事業をするのであればWebサイトをつくるのが一番です。

現在もたくさんのWebサイトが存在しますが、ドローンに特化したWebサイト、ブログを作成します。費用はホスティング代だけなので、あなたのマンパワーだけでビジネスをスタートすることができます。

載せる内容は下記が考えられます。

  • レビュー
  • ニュース
  • ユーザーガイド
  • 商品販売

マネタイズは商品販売で行ってもよいですが、販売する商品自体を持っていないのであればアフィリエイトで稼ぐでも良いと思います。

アフィリエイトとはサイト内で商品を紹介する代わりに成約したらコミッションがもらえる仕組みのことです。

 

ドローン分野のSNSインフルエンサー

Webサイトよりももっと安く始める方法がありました。SNSのインフルエンサーです。

ユーチューバーでもインスタグラマーでも他のSNSでも構いません。ドローンに興味を持つ人たちに強い影響を与える存在になると自身が広告塔になることができます。

企業からも商品紹介の依頼がくるでしょうし、自身で商品を作ったときにも瞬時に大きな利益を生むことができます。

インフルエンサーであり続けることは大変なことですが、ほぼ初期投資ゼロで始まれるので試してみる価値はあります。

 

*随時更新中

農業分野のドローン

すでにドローンが活躍している分野ですが、まだまだ参入の余地があります。

今一度ドローンができることを整理してみると、

  • 高精度の空撮ができる
  • 天候、風力、地形の変化などデータを取得することができる
  • 物を運んだりおろしたりできる

といったことになりますが、そのまま農業に使えると思いませんか?

空撮は作物の出来の確認や害獣による被害の確認など、特に農場が広ければそのメリットは甚大です。

天候・風量・地形の変化などのデータ取得は農作物をより効率的に育てるために必須情報となります。

物の運搬機能を応用すれば水や農薬散布を助けることができます。

 

これらの分野で何かをひらめいたら、

  1. どういったサービスに注力するかを決定し、
  2. 適切な人を雇用し、
  3. ドローン購入し、
  4. ドローン保険んい加入し
  5. ビジネスをスタート

させましょう。時は金なりです。

 

ドローン保険

ものの数だけ保険が存在すると言われますが、ドローンも例外ではありません。

さすがに個人で保険を始めるのは難しいかもしれませんが、すでに保険会社に勤めているかたが新たな商材としてドローンを加えるのは必然かもしれません。

レンタカー会社が車を貸すときに保険加入を義務ずけているように、ドローン操縦士も仕事をするには保険加入が必須になると思います。

 

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